9月のゴー宣道場は、 これまでにも増して大切な討議の場になるはずだ。 政治日程的に、 「脱原発か、原発維持か」の岐路が、 眼前に迫っているからだ。 次回総選挙で自民党が政権復帰する可能性が高いなら、 ポスト民主党時代にも脱原発への道筋を途絶えさせない為に、 議論には、自民党の有力議員に参加して頂くのが、望ましい。 その意味で、 原発問題では自民党随一の論客と言うべき 河野太郎議員が参加下さるのは、有難い。 河野議員は今後、政党やイデオロギーを越えた、 脱原発へ向けた幅広い政治勢力の結集に、 大きな責任を負うべき政治家の1人だ。 また、脱原発への最大の抵抗勢力と見られているは、経済界だ。 その経済界にあって、自ら脱原発へ向けた取り組みを、 早くから進めておられる 城南信用金庫の吉原毅理事長に登壇頂けるのは、貴重だ。 脱原発と経済合理性との関わりを、実践的な視点で語って欲しい。 更に、木内みどりさんは、 よく知られた女優でいらっしゃるが、 我々の道場では女性(妻・母親)として、 また庶民(非知識人)としての感覚を、 ストレートに披露して戴けると、 足が地に付いた議論が出来るはず。 以上のゲストに加えて、ソーシャルメディアの世界で、 「Tsudaる」という造語が生み出されたほどの先駆者、 津田大介氏の参加は、当日の議論を、 完全に予測不可能なものにしてくれるだろう。 ところで、かく言う私は、正直に言って、 福島第1原発事故以前は、原発の危険性について、 全く無頓着だった。 どころか、衛星放送で番組を持っていた頃、 NHKの原発検証報道を批判する原発推進派の専門家を ゲストに招いて、「ご高説」を拝聴したことさえある。 事故後も、小学館の雑誌『SAPIO』で、 やや前に、原発を巡って 保守系知識人アンケートなるものを実施した時、 「こんな重要なテーマを、単純に○×△で回答なんて出来るのか」 という違和感もあって、△の答えでお茶を濁した記憶がある。 今、雑誌の現物が見当たらないので、 アンートに具体的にどう答えたかは、確認出来ない。 当時のことを思い出してみると、 脱原発に傾きながら、踏み切れない理由が、 大きなものとしては多分、2つあったような気がする。 1つは、我が国の「国力」の衰退を招くのではないか、 という不安を拭い切れなかったこと。 もう1つは、先の点ともある意味では重なるが、 「エネルギー安全保障」への不安だったろう。 今は、どうか。 迷いなく脱原発だ。 吹っ切れた理由は何か。 それは当日の討議で、もし話す機会があれば、述べてみたい。 今回のテーマで、この登壇者。 面白い「化学変化」が起こりそうな予感で、ワクワクする。 道場の参加者は、その「化学変化」を目の前に見るだけでなく、 自らの発言(質問・感想など)によって、 更にドラマチックに進行させることが出来るかも知れないのだ。
「拡大版 ゴー宣道場」は
平成24年9月16日(日)正午 から
世田谷区等々力の
『玉川区民会館ホール』 にて開催します。
入場料は、お一人900円です。
拡大版「ゴー宣道場」は、このHP上からの応募も可能です
下のバナーをクリックして頂き、参加申し込みフォームからご応募下さい
もちろん引き続き、ハガキでのご応募も受付けています往復はがき に、『拡大版ゴー宣道場 参加希望』 と明記、
さらに、
1. 氏名(同伴者がいる場合はその方の氏名と続柄・関係など)2. 住所
3. 電話番号
4. 年齢
5. 職業(学生の方は学校名)
6. 募集を知った媒体
7. 応募の理由と道場への期待
返信はがきの宛名には、ご自分の氏名・住所をご記入の上、
〒152-8799東京都目黒区目黒本町1-15-16 目黒郵便局・局留め
『ゴー宣道場』代表・小林よしのり、担当・岸端
まで、お送り下さい。
応募〆切 は、申し込みフォーム、往復ハガキ共に
平成24年9/3(月)必着。
ネット、ハガキ共に、当選された方にのみ当選通知を送らせて頂きます
当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい
皆様からの多数のご応募、お待ちしております
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